社会医療法人恒貴会について
社会医療法人恒貴会は、協和中央病院、協和南病院、協和ヘルシーセンター、大和クリニック、愛美園を運営する社会医療法人です。
「相手の立場に立つ」を基本理念とし、医療・介護の質の向上に努め、患者様、利用者様の立場に立った心のこもった医療介護を行うことにより、地域・社会に貢献し、皆様が生き生きと安心した社会生活を営めるように支援をしています。
社会医療法人認定日:令和元年10月1日
医療法第42条の2に掲げる救急医療事業において茨城県の認可を受け、令和元年10月1日に社会医療法人恒貴会となりました。
社会医療法人とは、「公益性の高い医療」の担い手として2007年の第5次医療法で定められた医療法人の類型の一つです。救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、小児救急医療など特に地域で必要な医療の提供を担う医療法人を、社会医療法人として認定し、継続して良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を図るために制度化された法人です。
協和中央病院では救急医療で夜間等救急自動車等搬送件数が年間750件以上という要件を満たすこと、経営の透明化、安定化を図る事で認可に至りました。
公益性の高い組織に変更することでこの地域の方々が住み慣れた地域で暮らし続ける事ができ、医療、介護のために末永く医療経営を維持できるようになり、職員にも安心して働き続けることができる職場を創ります。
理事長メッセージ
令和5年12月より社会医療法人恒貴会の理事長を拝命しましたのでご挨拶申し上げます。
ここ5年ほどはめまぐるしい医療・介護環境の変化に直面し、コロナ下での新しい体制 作りを余儀なくされてまいりました。過疎化・高齢化がすすみ、様々な分野において地域を支える人材確保がいっそう困難となっています。その中で、地域の皆様のどのようなニーズがあり、どんな対応が今の私たちにできるのか、そして職員一同の幸福感や達成感をどのような形に見える化できるか、常に考え続けねばならないと感じております。
相手の立場に立った、求められる医療・介護・福祉の充実をめざして、皆様の声をいただきながら努力してまいります。引き続きまして、皆様のご支援をお願い申し上げます。
社会医療法人恒貴会 理事長
黒川 德一
社会医療法人恒貴会 理事長 中原 昇の退任にあたり、社会医療法人恒貴会の第4代理事長に令和3年7月より就任いたしました。
令和元年10月1日に茨城県の認可を受け、社会医療法人恒貴会となり今年で3年目を迎えます。中原 昇 前理事長のもとで大きく発展してきた社会医療法人恒貴会を、「相手の立場に立つ」を基本理念とし、更に地域の皆様に信頼され患者様のニーズに合った医療が提供できるよう微力ではありますが、これから地域の医療の発展のため努力していく決意です。
協和中央病院としてスタートした医療法人恒貴会も約42年が経過しようとしています。 私も就職して約32年が経過します。この間初代、2代目理事長の後ろ姿を見てまいりました。
その時代、地域による医療サービスの提供の変遷にはさまざまなものがありました。 しかし一貫して変わらないものは患者様により良い医療を提供することです。
県西地域は以前から医療に恵まれない地域といわれています。しかし、この県西地域は近隣に高度医療を実践する3次病院がいくつかあり、30分程度でアクセスできます。他の医療過疎地域とは多少異なります。高齢者が多いのはどの地域にも共通です。医療法人恒貴会の施設はこのような地域で、合理的な医療サービスを提供するため、現在のような施設の組み合わせにいたりました。協和中央病院は地域の2次急性期患者の受け入れ、病状が回復して在宅に戻る訓練をする協和ヘルシーセンター、すぐには在宅に戻れない患者様のための協和南病院、在宅医療を専門とする大和クリニック、在宅看護を専門とする愛美園、それぞれの患者様に最適なサービスを提供しようという考えに基づいています。最近では在宅介護サービスの提供も各施設で行われています。地域に合ったより良い医療施設へとこれからも変化させていかなくてはなりません。
県西地域の頼られる医療施設となれるよう、これからも職員一同努力してまいる所存です。地域の皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。