協和中央病院では、最新鋭フィリップス社製
Brillance iCT 256スライスX線CT装置が稼動
県西地区では第1号機となる「フィリップス社製 Brillance iCT 256」が稼動しました。(県内では現在、約6台のCT256装置が稼働しています。)
この装置の運用により、詳細で正確な診断が可能となります。
主な特徴
当院の採用したフィリップス社製 Brillance iCT 256スライスX線CT装置は、世界最高峰の検査性能を有しております。
- 従来のCTでは検査が困難な症例である不整脈、高心拍症例でも、 しっかりと動きを止めた画像を撮影することができます。
- 息止め時間が短く済むので、患者様の負担を軽減できます。
- 必要に応じて造影剤量を減らすことができます。
- 体内金属のある患者様でも、安定した画質が得られます。
また、最新の画像処理技術で診断に有用な画像を迅速に提供します。
【Brillance iCT 256】
心臓CT検査
この検査では心筋梗塞の原因となる冠動脈の異常を見つける事ができます。
冠動脈検査に対応
ステント術後の内腔評価
従来機では対応の難しかった心臓(冠動脈)の検査も、この装置ではより簡便に高画質の画像を得ることができます。
血管造影CT検査
この検査では全身の血管で狭くなっている場所や動脈瘤ができている場所を見つけることができます。
胸部大動脈瘤症例
頭頸部血管造影CT(正常)
体内金属を抑制して撮影
義歯や体内インプラント等の金属の影響を抑制する全く新しい画像再構成法で頚動脈等の異常を見つける事ができます。
従来機の画像と頚動脈の3D画像では、義歯の影響で頚動脈が評価できませんでした。
新しい画像処理法を適用することで、金属の影響を抑える事ができます。
※これらの画像はサンプルです
※必ずしもすべての患者様においてこれらの画像が撮像できるわけではありません