診療科目・医師紹介
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脳神経外科
当科では、「患者様のためのより良い医療サービス」を心掛けて診療を行っております。入院は脳卒中、特に脳梗塞が多く、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を合併された患者様が多くいらっしゃいます。外来では、脳卒中の発病や再発予防を主眼とした薬物療法を、入院では、麻痺した手足の機能回復と日常生活能力の向上を目標としたリハビリ訓練を主に行っております。
脳梗塞についてですが、皆さんはt-PAという薬の名前を聞かれたことはありますか?発症早期に使うと脳梗塞の症状改善が期待できます。この薬は、“血栓”という血の塊を溶かす力が強く、反面、出血などの合併症が起きてしまうと、急に病状が悪化することもあります。この薬は発病して4時間半以内に使用しなければいけません。病院に行って診断して治療が始まるまで、とても時間がかかっている方が多く、手足の麻痺が出てから一日様子みて病院に来られる方もいらっしゃいます。あれ、おかしいな、手足が動かないと思ったら発病時間を確認して早期の受診をしましょう。受診の際は今までにかかった病気のことや今飲んでいる薬がわかるようにして受診をお願いします。
対象疾患
脳血管障害(脳梗塞・脳出血)、脳腫瘍、頭部外傷、てんかん
こんな症状の方は脳神経外科を受診してください
頭痛、呂律が回らない、顔面や手足がしびれたり痙攣する、歩行がふらつく
診療担当医師 |
理事長 黒川 德一(くろかわ のりかず) 《専門》 脳神経外科 《所属学会》 日本脳神経外科学会 専門医・指導医 日本リハビリテーション医学会 院長 長 弘之(ちょう ひろゆき) 《専門》 脳神経外科 《所属学会》 日本脳神経外科学会 専門医・指導医 日本脳神経血管内治療学会 日本リハビリテーション医学会 脳神経外科医長 大城 信行(おおしろ のぶゆき) 《専門》 脳神経外科 《所属学会》 日本脳神経外科学会 専門医・指導医 日本臨床栄養代謝学会 TNTコース終了 脳血栓回収療法実施医 ボトックス施注医 |
五味 玲(自治医科大学小児脳神経外科教授) 永山 理恵 |
外科
当科は迅速な対応を心がけ、力を合わせて日々診療にあたっております。消化器系の悪性疾患から、胆石症、ヘルニア、虫垂炎等の良性疾患、下肢静脈瘤の血管病変まで多岐に渡り手術を行っております。また最近の手術は、低侵襲での手術の重要性がうたわれ、胃癌、大腸癌等の進行癌まで手術の適応が拡大されており、腹腔鏡下手術も行っております。
近年では高齢化も進み、さまざまな合併症を持つ患者様も多いため、状態を考慮しその患者様のあった治療を提供できたらと思っております。
対象疾患
- 消化器がん全般(胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆道がんなど)
- 良性消化器疾患(胆石症、胆嚢炎、痔核、痔瘻など)
- ヘルニア全般(鼠経ヘルニア、大腿ヘルニア、腹壁ヘルニアなど)
- 急性腹症(虫垂炎、腸閉塞、消化管穿孔、腹部外傷など)
- 末梢血管疾患(下肢静脈瘤)
診療担当医師 | 特別顧問 佐藤 直毅(さとう なおき) 《専門》 消化器外科 《所属学会》 日本外科学会 専門医 日本消化器外科学会 専門医・指導医 日本消化器病学会 専門医 日本肝臓学会 専門医 日本血管外科学会 日本東洋医学学会 日本大腸肛門病学会 外科医長 宮原 豪(みやはら ごう) 《専門》 消化器外科 《所属学会》 日本外科学会 専門医 日本消化器外科学会 専門医 日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医 日本消化器内視鏡学会 日本消化器病学会 |
渋谷 紀介 西 雄介 |
- 内科
- (呼吸器・循環器・内分泌(糖尿病)・消化器・神経・リウマチ)
当科では、専門科として、呼吸器・循環器・内分泌(糖尿病)・消化器・神経・リウマチを配置し、それぞれのエキスパートが適切な診療により各臓器の疾患を回復に導くよう診療を行っております。健康は各臓器がバランスよくその機能を発揮することによりもたらされます。
対象疾患
- ・呼吸器
- (肺炎、肺がん、喘息など)
- ・循環器
- (高血圧症、心臓疾患、動脈硬化症など)
- ・内分泌
- (糖尿病)(糖尿病、甲状腺疾患など)
- ・消化器
- (消化管、肝臓、膵臓、胆道系疾患など)
- ・神経
- (脳血管疾患、パーキンソン病、認知症など)
- ・リウマチ
- (リウマチ、膠原病)
設備・検査
- ・消化器系
- 腹部エコー、胃内視鏡(経鼻内視鏡も可)、大腸内視鏡、腹部CT、腹部MRI、ピロリ菌検査
- ・循環器系
- 心エコー、ホルター心電図
- ・呼吸器系
- 胸部CT
- ・代謝系
- 血圧脈波検査(血管年齢がわかります)
診療担当医師 | 副院長 内科部長 (筑波大学付属病院臨床教授) 玉野 雅裕(たまの まさひろ) 《専門》 内科 《所属学会》 日本内科学会 専門医 日本東洋医学会 漢方専門医 日本循環器学会 日本脈管学会 日本動脈硬化学会 内科部長 福島 寛美(ふくしま ひろみ) 《専門》 内科 《所属学会》 内科部長 阿治部 弘成(あじべ ひろなり) 《専門》 内科・消化器内科 《所属学会》 礒田 学(いそだ まなぶ) 《専門》 内科 《所属学会》 種ヶ島 和洋(たねがしま かずひろ) 《専門》 内科 《所属学会》 日本内科学会認定医 日本東洋医学会漢方専門医 内科医長 高村 雄太(たかむら ゆうた) 《専門》 内科・リウマチ 《所属学会》 日本内科学会 認定医 日本リウマチ学会 専門医 佐多 将史(さた まさふみ) 《専門》 内科・呼吸器 《所属学会》 日本呼吸器学会 専門医・指導医 日本気管支内視鏡学会 専門医・指導医 日本内科学会 総合内科専門医・指導医 |
阿部田 聡 木村 裕一 新保 昌久(自治医科大学 循環器内科学部門教授) 北川 善之 岩下 拓也 岡田 修和 正和 泰斗 清水 勇人 海老澤 茂 小林 哲也 洪 敏莎 井上 弘貴 |
東洋医学(漢方)センター外来(漢方専門外来)
協和中央病院 東洋医学センター
~漢方で健康生活
東洋医学センター センター長 玉野雅裕(副院長・内科部長。筑波大学附属病院臨床教授)
顧問 加藤士郎(筑波大学附属病院臨床教授)
ご挨拶
急速に発展成長する現代社会において、多種多様なストレスにより人々は様々な疾患、健康障害にさらされています。西洋医学は高度先進医療など、目覚ましい進歩を遂げ、現代医療の中心的役割を担っています。日本は世界屈指の長寿国であり、西洋医学がこの根底を支えているのは間違いありません。病気を的確に診断し、臓器別にピンポイントに治療する点が西洋医学の特質です。一方、漢方医学は心身一如の精神で心と体を一体に捉え、個別に最適な漢方薬を用いることにより体質、状態を最善の方向に導くことを目指しています。西洋医学で十分に取れない症状や、再発を繰り返すような場合に漢方医学を併用すると、根本的に体質から改善させて、より健全な状態に導くことが可能になります。激動する現代、東西結合医療(西洋医学と漢方医学の併用)が健康長寿の推進に役立つことを確信しています。
当センターでは漢方専門医(常勤2名、非常勤2名)が月~水・金・土曜日外来対応しており、地域の健康向上を目指しています。また、日本東洋医学会指定研修施設として、漢方専門医の育成にも積極的に取り組んでおり、各診療科に勤務しながら漢方専門医資格取得が可能です。
東洋医学(漢方)外来とは
東洋医学とは人の体質(東洋医学用語では”証”といいます)を重視する治療法です。一般には、漢方薬による治療が全てと思われがちですが、東洋医学の治療には、大きく4項目あります。
- 養生食 伝統的に知られている体力を増強させる食事
- 気功(運動療法)呼吸法に特徴のある運動療法で自律神経や免疫を整える体操
- 鍼・灸 ツボを刺激して体調を整える
- 漢方薬 植物、動物、鉱物等の生薬を混ぜて作り上げた薬で主に神経、免疫、内分泌を整える作用がある
これら4つの治療方法を患者さんの体質に合わせて用います。更に必要であれば西洋医学療法との併用療法をおこないます。西洋医学は感染症などの原因が科学的に解明されている病気には大変すぐれた治療成績を示します。
一方、東洋医学は、冷え性、のぼせ、生理痛、食欲低下、倦怠感、めまい、風邪にかかり易いなどの、西洋医学では十分に説明出来ない病気(自律神経異常、アレルギー、ホルモン異常、免疫低下が関与する病気)も治療可能です。このようなことでお悩みの方は、是非とも一度おいでください。
※当院では「鍼灸」を使用した治療は行っておりません
体質を改善し、心と体をより良い状態に導くことを目標に、診療を行っております。精神医学、耳鼻咽喉科、産婦人科と漢方医学の両者の専門医資格を有する医師と連携し、東西医学を併用することによる最良の医療の提供を目指しています。
玉野雅裕 センター長(画像左) 加藤士郎 顧問(画像右)
診療担当医師 | 加藤 士郎(筑波大学付属病院臨床教授) |
小児科
小児科は0歳から中学生までの内科を担当しています。月・木は午前・午後診察をしていますが、火・金・土曜は午前のみの診療となります。乳幼児は症状が進行しやすいため状態が悪いときには午前の受診をお勧めします。
外来においては、けいれんや喘息発作などの救急処置を要する病気から、一般的な気管支炎、肺炎、腸炎などの感染症にも加え、発達障害、低身長、肥満等、幅広い診療をしております。発熱、嘔吐、下痢、咳嗽等の一般診療は診療時間内であれば随時対応いたします。
常勤医1名に、獨協医科大学小児科、自治医科大学小児科の医師等が担当します。各医師の専門分野については小児科外来にお問い合わせください。入院が必要な場合は、近隣の小児科の入院が可能な病院に、専門治療が必要な場合は大学病院等へご紹介します。
乳児検診・予防接種は予約制となりますので、代表番号 0296-57-6131 小児科までお電話お願いします。
コロナ禍におきましては、十分な診療体制をとることができない場合もありますが、お子様の不安や家族の方々の心配を受け止め、ともにわかちあいたいと思います。また、病気の原因を突き止め治療し、元気に毎日の生活が送れるようにしたいと願っております。神経の病気は治療に時間がかかったり、なかなか治らないものも多いですが、お子様の将来を考えながら診察しています。夜間や休日については、常勤1名体制のため対応が十分にできない場合があると思いますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
診療担当医師 | 小児科部長 中原 智子(なかはら さとこ) 《専門》 小児科 《所属学会》 日本小児科学会専門医 地域包括医療ケア認定医 地域総合小児医療認定医 |
長尾 ゆり 自治医大(交代制) 島野 浩樹 |
整形外科
当科では、四肢、脊椎を中心とした運動器の骨、関節、筋、靭帯、神経に関する幅広い領域の疾患および外傷を対象としております。代表的な外傷としては、高齢者の転倒による大腿骨頚部骨折や大腿骨転子部骨折、手関節の骨折、日常生活動作でも生じうる脊椎圧迫骨折があります。その他、労働災害、交通外傷、若年者の運動にともなう外傷と多岐にわたります。一方、神経の圧迫により手足のしびれや痛みなどを生じる頚椎症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアに代表される脊椎疾患、関節軟骨の摩耗により関節の痛みを生じる変形性関節症などの慢性疾患や、特定の原因が明らかでない腰痛や肩こりの訴えで受診される方も多いです。MRI検査、骨密度検査等検査体制も充実しており、早期診断が可能です。保存治療(手術以外の治療)でよくならない、あるいは保存治療よりも手術治療のほうが明らかに機能回復を見込める場合に手術を検討します。術後リハビリを含めて早期対応を心がけております。
対象疾患
- 小児から高齢者までの四肢の外傷・骨折一般の診断(スポーツ外傷等)
- 骨粗鬆症に対する治療
- 脊椎疾患の保存療法、手術療法(脊椎圧迫骨折、頚椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニア等)
- 痛風・慢性関節リウマチ・変形性関節症などの関節疾患に対する治療(人工股関節置換術、人工膝関節置換術等)
- 先天性股関節脱臼、測彎症等の装具療法
検査
- X線撮影(単純撮影、ストレス撮影)
- CT(コンピュータ断層撮影)
- 骨密度測定(CXD法)
- 関節造影・脊髄造影
- MRI(磁気共鳴コンピュータ断層撮影)
診療担当医師 | 整形外科部長 藤田 聡(ふじた さとし) 《専門》 整形外科 《所属学会》 日本整形外科学会 専門医 日本脊椎脊髄病学会 |
木村 敦(自治医科大学整形外科学教室学内教授) 萩原 浩好 |
麻酔科
当科は常勤医2名、非常勤医2名が在籍しており、皆様が全身麻酔下での手術を受ける際に関与しております。全身麻酔中は、言うなれば非常に深い眠りですので、手術中の音や臭い・痛みなど、不快な感覚がありません。その代償として、普段は自動調節が働く生体機能、すなわち心拍数や血圧、呼吸などの調節が出来なくなってしまいます。そこで我々麻酔科医は、薬剤や人工呼吸器などを使って細やかに調整し、生体機能の安定を図っています。麻酔科医が手術中、片時も患者さんの身体を離れず生体機能の調整を行っている為、外科医の先生は手術手技に集中できます。
当院で手術を受ける皆様が、少しでも心穏やかに手術に臨めるよう、尽力して参ります。
診療担当医師 | 麻酔科部長 大津 敏(おおつ さとし) 《専門》 麻酔科 《所属学会》 日本麻酔科学会麻酔専門医・指導医 麻酔科医長 飯島 亜沙美(いいじま あさみ) 《専門》 麻酔科 《所属学会》 日本麻酔科学会 麻酔科専門医 |
佐藤 友則 衣川 朋一 |
皮膚科
当院皮膚科は毎週火曜日と金曜日(午前・午後)に診療を行っております。皮膚は人体最大の臓器であり、また内臓の働きを知る鏡でもあります。湿疹、かぶれ(接触皮膚炎)、水虫(白癬)、いぼ(疣贅)、ほくろ、にきび、しみなど皮膚に気になる症状、トラブルがありましたら遠慮なくご相談ください。老若男女問わず、患者様の皮膚疾患に合わせてより良い治療が行えるよう心がけてまいります。
皮膚は身体を包む一方で、外界とも接しております。したがって、皮膚病の原因は外からのこともありますし、内臓の異常が皮膚に現れることもあるのです。皮膚は内臓の働きを知る“窓”であると同時に、生活環境の異常をいち早く気づかせてくれる場でもあるのです。
それらの危険信号を適格にキャッチし、治療する科です。患者様によっては、全身に皮膚病が出ているにもかかわらず、腕などの表に出ているところしか出さなかったりする人がおります。病気の正しい情報はどこに隠されているかわかりません。たとえば、「中毒診」といった全身に発疹の出る場合では内臓の異常を伴うこともあり、まれに死亡する人までもあるそうです。限られたところだけの発疹か全身の発疹か、あるいは目とか口の中、陰部にまでも異常がある場合にはより重症ということになります。また、怒られるのではないかと、他の病院にかかっていたことを話さなかったりすることは良くありません。
是非、皮膚科医に正しい情報を与えて正しい診察、正しい治療ができるようにご協力ください。
診療担当医師 | 神賀 満裕菜 杉田 瑞明 |
泌尿器科
泌尿器科というとどのようなイメージをお持ちでしょうか?一般の方は排尿や性病などのイメージが強いと思われます。確かにそのような患者様もたくさんおられますが、それ以外の病気にも関わっております。副腎(重要なホルモン生成)、腎(尿の生成)、尿路(腎盂、尿管、膀胱、尿道)、前立腺(精液生成)、性病、精巣に関する治療(特に外科的治療)を得意としている診療科です。
今回は当院の症例としても多い排尿障害についてお話します。
排尿障害とは膀胱に尿を溜める機能や、尿を対外に排出する機能が障害された状態のことをいいます。具体的には夜間の排尿、日中の頻尿、尿意の亢進、尿失禁、尿勢の低下、何尿感などで症状を自覚することができます。原因として多いのは男性の前立腺肥大症ですが、高齢化により脳卒中などの脳血管障害、神経障害に伴うケースも増加しており、女性の生殖器の下水垂、また原因不明のものなどさまざまな病気が原因となりえます。
泌尿器科では、まず外来で診察や検査を行いますが、排尿しづらい場合は尿道から管を入れて膀胱に溜まった尿を外に出す操作を行います。感染を起こしている場合、がんが疑われる場合、この様な時にはご入院いただくこともあります。
診療担当医師 |
神原 常仁 別納 弘法 中村 岳 |
歯科・歯科口腔外科
「口腔は健康の門」と言われておりますが、私たちの診療科では日々、顎顔面領域の多様な疾患に対応しております。自治医科大学歯科口腔外科講座の関連施設としてより専門性の高い医療を提供すべくスタッフ一同努めております。また超高齢化社会を迎え、オーラルフレイルや口腔機能低下症といった言葉がクローズアップされてきました。口腔乾燥症や嚥下機能の低下といった口腔の衰えが誤嚥性肺炎につながります。私たちは皆様の「美味しく食べて健康長寿」を地域の先生方と連携して取り組んでいきたいと思います。
診療担当医師 | 歯科部長 串田 淳子(くしだ じゅんこ) 《専門》 歯科 《所属学会》 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 日本有病者歯科医療学会 歯科口腔外科部長 大谷津 幸生(おおやつ ゆきお) 《専門》 歯科口腔外科 《所属学会》 日本口腔外科学会 専門医・指導医 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定歯科医師 日本口腔診断学会 認定医・指導医 日本障害者歯科学会 日本摂食嚥下リハビリテーション学会・認定士 日本口腔腫瘍学会 日本口腔ケア学会 佐藤 弘平(さとう こうへい) 《専門》 歯科口腔外科 《所属学会》 日本口腔外科学会 日本口腔腫瘍学会 |
野口 忠秀(自治医科大学歯科口腔外科学講座教授)
森 良之(自治医科大学歯科口腔外科学講座教授(兼)さいたま医療センター) 杉浦 康史 佐瀬 美和子 土肥 昭博 尾田 誠一郎 仙名 あかね |
放射線科
病気の診断に対する画像診断の役割は大きいものがあります。病気の診断のみならず、病変の範囲、進行度、外科的な治療範囲の決定に欠くべからざる手段となり、ますます重要度が増しているのではないかと思われます。当院ではMRI2台(1.5T, 3T)と256列の検出器を有する最新式のCTが導入されています。今までは、ほぼ不可能であった心臓のCT検査が可能となり高齢化に対応した虚血性心疾患の診断にも貢献できると思われます。さらに脳動脈瘤の詳細な診断、閉塞性動脈疾患の診断にも今まで以上に有効と考えられます。
一方、放射線診断では昨今マスコミを騒がせているように、見落し、臨床医との連携の不手際が問題視されています。この問題に対しては画像診断のシステムの見直し、医師間のコミュニケーション、風通しの改善にもさらなる努力が必要なことは痛感しています。当院規模の民間病院で常勤の放射線科医のいる病院は少なく、より良い医療施設、地域医療に貢献できるようさらなる努力に邁進して行きたいと思います。
診療担当医師 | 放射線科部長 阿武 泉(あんの いずみ) 《専門》 放射線診断 《所属学会》 日本医学放射線学会 専門医 日本磁気共鳴医学会 |
リハビリテーション科
急性期から慢性期に対応する包括的なリハビリテーションを提供するとともに、地域の人々の自立とQOL向上のための支援を行っています。医療保険におけるリハビリ(理学療法・作業療法・言語聴覚療法)、茨城県指定地域リハリハビリテーション広域支援センターの運営に取り組んでいます。
診療担当医師 | 理事長 黒川 德一(くろかわ のりかず) 《専門》 脳神経外科 《所属学会》 日本脳神経外科学会 専門医・指導医 日本リハビリテーション医学会 整形外科部長 藤田 聡(ふじた さとし) 《専門》 整形外科 《所属学会》 日本整形外科学会 専門医 日本脊椎脊髄病学会 |
医療技術スタッフ | PT・OT・ST |
外来診療について
地域の二次急性期疾患に対応する診療体制を整え、患者様の立場に立った、安全で良質な医療の提供に取り組んでおります。
受付時間
各診療科の受付時間等の詳細は「診療担当医スケジュール」から確認をお願いします。
午前 | 月・火・木・金 | 7:30~11:30 | 診療開始 9:00 |
---|---|---|---|
水・土 | 7:30~11:00 | ||
歯科・歯科口腔外科 | 8:30~11:00 | ||
午後 | 皮膚科 | 13:00~15:30 | 診療開始 14:00 |
内科(予約のみ) | 13:00~16:30 | ||
小児科 | 14:30~16:30 | 診療開始 15:00 | |
歯科・歯科口腔外科 | 13:30~16:00 | 診療開始 14:00 (水の午後も診療します) |
休診日
水・土の午後および日・祭日
早朝の診療受付待ちについて
※病院入口開場時間について
新型コロナウイルス感染対策のため以下のとおり、病院入口開場時間を制限させていただきます。
●月・火・木・金
開場時間 7:30~18:00
●水・土
開場時間 7:30~14:00
診療についてのお願い
1.適切な医療を受けて頂くため、患者さまご自身の健康状態、症状、既往歴など、必要とされる情報について正確にお伝えください。
2.治療方法、検査などについて十分な説明を受けた上で、それらの選択、決定に関して自らの意思を明ら
かにしてください。
3.すべての患者さまが適切な医療を受けるために、他の患者さまの治療や療養環境に支障を与えないようにお願いします。
4.身体機能の低下、もの忘れ症状が見られると思われる患者さまには、ご家族の同伴によるご来院をお願いする場合がございます。
上記、当院では適切な治療を受けていただくために努めております。
ご理解、ご協力をお願いいたします。