医療機器紹介
協和中央病院では患者様に負担が少なく、高精度の医療機器を導入しております。
導入医療機器
MRI(3.0T)検査装置
脳ドッグでは脳動脈瘤や動静脈奇形、脳動脈硬化に伴う脳血管の狭窄、これに伴う脳梗塞の早期発見の診断ができます。脳組織は一度障害を受けると二度と再生しない臓器ですから、早期発見、早期治療が不可欠です。 詳しくはこちら(PDFファイル)
Brillance iCT256スライスX線CT検査装置
今回導入したCTは1回転で256枚の画像を撮影でき、さらに回転速度も最高速の機種です。従来のX線CTスキャナと比べて、とても速く検査が行えますので、呼吸停止が困難だった患者様でも楽に検査が行えます。また、速く検査ができるだけでなく、とても細かいところまで見えるようになり、今まで見つけにくかった病気も早期発見が期待できます。
撮像時間が短いことで大動脈などの動脈の狭窄がより簡単に診断できる様になりました。
詳しくはこちら(PDFファイル)
一般撮影装置~FPD(フラットパネル型検出器)装置~
※FPDとはflat panel detectorの略で、フィルムではなく、FPDの板に入射したX線を光に変換し、さらに電気信号に変換するという作業が行われデジタル画像を得ることができるものです。特徴としては患者様への被曝を少なくすることができ、胸部、腹部撮影ではバーチャルグリッド〔仮想グリッド〕を用いることで、従来よりも少ない線量で撮影することが可能になります。また、画像の出力が以前より早くなり、検査時間が短縮になります。
NBI(狭帯域光観察)内視鏡システム
内視鏡検査の最大の目的は「早期がんの発見」と言えます。NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)とはオリンパスのテレビCMでも流れている最新の内視鏡機器で2つの短い波長の光(波長:415nm, 540nm)を粘膜にあてることで粘膜の微細な表面構造や毛細血管をくっきりと写し出すという技術です。NBIによって、今までの内視鏡装置(通常光観察)では見えにくかった、がんなどの極小病変の早期発見につながることが期待されています。
骨密度測定装置
骨粗鬆症診断の最新のガイドラインに適合した骨密度装置で、骨折頻度が高い部位(腰椎、大腿骨)を直接計測することが可能となり、質の高い骨粗鬆症診療が行えます。
検査測定は約10分程度で痛みもありません。また、被ばく線量もごくわずかで患者様にとって安全な装置です。